平 陽介 YOUSUKE TAIRA

なんとなく飛び込んだ鉄道会社で
運転士として充実の日々。

鉄道・運転士

専門的な内容に苦労しながらも
国家試験に見事合格!

私は長崎市の出身で、あるきっかけがあって島原に来ました。当時は「鉄道の仕事がしたい」という特別な思いはなかったものの、縁があって島鉄に入社し、駅員としての仕事からスタートしました。その後、約2年間は車掌として勤務し、2016年に鉄道の運転士になるための国家試験を受け、合格することができました。
この国家試験のための勉強が思っていた以上に難しく、苦労したことが印象に残っています。内容も専門的で覚えることがたくさんあります。当社では5カ月くらい座学で指導を受けることになっており、運転理論、車両構造、鉄道法規、鉄道電気などを学びました。

事故と隣り合わせということを忘れず安全第一に集中して乗務。

事故と隣り合わせということを忘れず
安全第一に集中して乗務。

運転士の免許を取得したからといって、すぐに独り立ちできるわけではなく、しばらくはベテランの指導運転士に一緒に乗車してもらって経験を重ねます。そして「もう大丈夫」と判断されたら独り立ちします。私が初めて1人で乗務した時のことは、緊張でほとんど何も覚えていないんです。ただ普通列車の1時間20分、43.2キロの道のりはとても長く感じ、無事に到着できた時には全身の力が抜けるような思いでした。
常に事故と隣り合わせだということを忘れず、安全第一に集中して乗務しています。

「ありがとう」の言葉をいただけるとやりがいを感じ、何よりも嬉しい。

「ありがとう」の言葉をいただけると
やりがいを感じ、何よりも嬉しい。

現在は、諫早駅と島原港駅を結ぶ全線を、毎日2往復しています。ダイヤ通り正確に運行するため時間にも追われますし、人命に関わる責任ある仕事です。緊張が続く大変さはありますが、その分、大きなやりがいを感じることができます。そしてお客様に笑顔で「ありがとう」と言っていただける時が、何よりも嬉しい瞬間です。
島鉄は、車窓の美しい風景やのどかな雰囲気が鉄道ファンの方々に人気です。でも運転士をやっていると、のどかさを感じる余裕はほぼありません。けれども、沿線に咲く季節の花々や、鉄道に手を振ってくれる子どもさんの姿が目に入ると、とても癒されますね。

様々な人の仕事や思いが一つになってお客様に鉄道サービスを提供する。

様々な人の仕事や思いが一つになって
お客様に鉄道サービスを提供する。

成り行きで、なんとなく飛び込んだ鉄道会社でしたが、運転士というやりがいのある仕事をさせてもらうことができ、とても充実した毎日を過ごしています。そして運転士だけでなく、駅を守っている人、線路の保守をする人、車両の整備をする人、電気担当の人など、様々な人の仕事や思いが一つになって、チームプレーでお客様に鉄道サービスをご提供しています。
学生さんや高齢者の方々などにとって、島鉄は生活になくてはならない存在。これからもお客様を安全に快適に目的地までお届けできるよう、走り続けたいと思っています。

WE
LOVE
SHIMABARA

YOUSUKE TAIRA お客様の笑顔やっちゃうれしかー

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